乳幼児等予防接種

 お子さんが元気に成長していくために、適切な時期に予防接種を受け、免疫をつけることにより感染症にかかることを予防します。
 予防接種には、予防接種法により対象疾病、対象者及び接種期間等が定められた「定期接種」とそれ以外の「任意接種」があります。
※子どもの健康状態等の理由で、委託医療機関以外のかかりつけの医療機関で接種を希望する場合は、予防接種を行う前に子育て支援課子育て支援係までご連絡ください。

定期接種

◆定期接種の種類

 ・BCG(結核)
 ・四種混合(ジフテリア、百日咳、破傷風、不活化ポリオ)
 ・ヒブ
 ・小児用肺炎球菌
 ・麻しん風しん
 ・水痘(水ぼうそう)
 ・日本脳炎
   ※下記 「日本脳炎予防接種の特例措置」もご確認ください。
 ・B型肝炎
 ・二種混合(ジフテリア、破傷風)
 ・ヒトパピローマウイルス感染症
   ※下記 「ヒトパピローマウイルス感染症ワクチンのキャッチアップ接種」もご確認ください。
 ・ロタウイルス

◆対象者及び接種期間

 新生児訪問の際にお渡しする冊子「予防接種と子どもの健康」、リーフレット「予防接種を受けましょう」または、年度内に接種対象となるお子さんの保護者宛に送付する「お知らせ」にてご確認ください。

◆持ち物

 ・予診票
    ※予診票は新生児訪問の際にお渡しします。
       ※但し、次の予防接種につきましては、年度初めに接種対象となるお子さんの保護者宛に送
     付します。
    麻しん風しん第2期(年度内6歳になるお子さん)
    日本脳炎第1期(年度内3歳になるお子さん)
    日本脳炎第2期(年度内9歳になるお子さん)
    ヒトパピローウイルス(中学1年生の女子)
   ※二種混合(小学6年生)は7月頃に保護者宛に送付します。
 ・母子健康手帳

◆料金

 自己負担はありません(定期接種の料金は町が負担します)。
     ※接種の対象期間を過ぎると、全額自己負担になりますので、期間内に接種しましょう。

◆予防接種実施医療機関

 医療機関での個別接種となります。
     ※二種混合は町内医療機関のみでの接種となります。
      下記の一覧表でご確認ください。

◆日本脳炎予防接種の特例措置

 日本脳炎予防接種には特例措置があり、下表の生年月日の方が対象となります。(過去に接種したことのある方の接種間隔は医師と相談してください)
平成16年4月2日~平成19年4月1日生まれの方
接種できる年齢 接種方法・接種回数
【1期】
20歳未満
(初回接種)
6日以上(標準的には6日から28日)の間隔をおいて2回
(追加接種)
初回接種終了後6カ月以上(概ね1年)経過した時期に1回
【2期】
20歳未満
1期終了後、6日以上あけて1回
(概ね5年あけることが望ましい)
※20歳になるまでにすべての回数が終わらず20歳をこえて残りの回数を接種する場合、20歳をこえて接種した分の料金は自己負担になります。(20歳になる前に接種した分は無料です。)
※接種可能な期間が短い方(令和5年度は平成17年4月2日~平成18年4月1日生まれ)には、ご案内を送付しております。
※13歳以上の方で接種時に保護者が同伴しない場合、事前に予診票に保護者の署名が必要となります。予診票を送付いたしますので、ご連絡ください。(接種される方が既婚の場合、保護者の署名は必要ありません。)

◆ヒトパピローマウイルス感染症ワクチンのキャッチアップ接種

 これまで、積極的な接種勧奨を控えていたことで接種機会を逃した方への接種(キャッチアップ接種)を実施しています。接種期間は令和7年3月31日までです。
 ・対象者
      平成9年4月2日から平成19年4月1日生まれの女性で、ヒトパピローマウイルス感染症ワクチ
      ンを合計3回受けていない方
 ・接種期間
         令和5年4月1日から令和7年3月31日
 ・費用
         無料(専用の予診票が必要です)  
         接種を希望される方は予診票を送付しますのでご連絡ください・

任意接種

 現在、当麻町で費用助成を行っている任意予防接種はこちらになります。

◆おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)

助成対象者 助成回数 実施時期 自己負担額 委託医療機関
1歳~就学前まで 1人につき
1回
通年 無料 ・町立診療所
・当麻内科ペインクリニック
※接種を希望され、お子さんの健康状態等の理由で主治医のもとでの接種が必要な方は、下記の問い合わせ先までご連絡ください。

◆インフルエンザ

対象 実施時期 自己負担額 委託医療機関
1歳~中学生 10月上旬~1月31日 無料 ・町立診療所
・当麻内科ペインクリニック
※接種医療機関以外で接種した場合、各医療機関で定めた額を支払い、後日自己負担額を除いた金額を返金します。(上限額あり)
領収書、接種を証明するもの(母子手帳や予診票のコピー)、印鑑、振込先口座のわかるものを持参してください。

◆成人の風しん予防接種

先天性風しん症候群を予防するため、成人の風しん予防接種料金助成を行っています。
 
先天性風しん症候群とは…
   妊娠早期に妊婦さんが風しんウイルスに感染すると、おなかの赤ちゃんにも風しんウイルスが感染して白内障や心疾患、聴力障害などを持った赤ちゃんが生まれる可能性があります。
助成対象者 持ち物 助成回数 実施
時期
自己
負担額
委託医療機関
平成2年4月1日以前に生まれた方のうち
・妊娠を予定または希望する女性とその配偶者
・妊娠している女性の配偶者
保険証 1人につき1回 通年 無料 ・町立診療所
・当麻内科ペイン
 クリニック
※昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性は、定期予防接種の制度があります。
※妊婦さんや妊娠の可能性がある方は接種を受けられません。また、接種後2~3か月は避妊が必要です。
※過去に風しんにかかったことがある方や予防接種により十分な免疫がついている方は受ける必要はありません。