「私とネコ」 岩城雅和さん(4西3)

 いきなりですが、私は大の猫好きです(岩合光昭以上だと勝手に思っています)。現在当家では2匹のネコを飼っております、私は敬意を込めてモカさん(ツンデレ)、ミーさん(バッチコイ)と呼んでいます。そしてネコを飼っている方なら誰でも思っていること、そう、うちの猫が世界一かわいい、もうねハッキリ言って世界でワン・ツーフィニッシュですよ。まさにこれです、う~んネコはなぜあんなに毛だらけなのに可愛いんでしょうかね~。
 さておき、私はネコ達に安心できる暖かい場所、食事を提供し、見返りとして業界用語で「モフる」つまり撫で回すこと、そして更にはネコのお腹に顔を埋めスーハースーハーしちゃう(到底一般の方々には理解不能かと)、ネコにとってはおそらく迷惑この上ない行為を求めてしまう、これを真のネコ好きと言っていいのか疑問も感じますが、このようにギブアンドテイク(?)持ちつ持たれつの関係で穏やかな日々を送っているつもりです。ただ最近、息子の徹平(6歳)が私のマネをしてネコに顔をスリスリしながら、挑発的な表情で、まるで“ボクの方がネコ好きですヨ~”的なアピールをしてくるようになってしまった。ウ~ン、さすが我が息子。
 さて、ツンデレ、モカさんの方は少々甘噛みが強く、私も手に生傷が絶えない日々があった、最近は息子の友達が家に遊びに来た時に数名餌食になり、泣かしてしまって非常に申し訳なかった。しかしツンデレなので致し方ないことである。また“撫でていいよ~”と膝の上に乗っかってきても一分後には“いつまで触ってんのよ!”と言わんばかりに攻撃に転じてしまうのである、しかしツンデレなので致し方ないことである。
 こんな私も今年で45歳になってしまう。そしてこんなオッサンがネコに顔をスリスリしている姿はとてもキモイ姿なのだが、これを読んでくれた方の1%でも賛同してもらえたら幸いと思います。
 最後になりますが、誠に稚拙な文章で大変申し訳ありませんでした。そして出来ればキレイさっぱり記憶から消してもらえると非常に助かります。
 ありがとうございました。

(2018年2月号・広報とうま掲載文より・第128回エッセー)