「命と繋がり」  齋藤 渚さん(4東2)

 私には1歳半になる娘がいます。初めての出産や育児と、大変なこともありましたが、母や周りの方々の協力もありここまでこれました。
 娘が生まれてきてからのことを思い返してみると、今までに経験することのできなかったことや、知らなかったことがいくつもありました。
 1年前に娘の手術のために入院したときも、入院という経験をし、そしてその大変さを知りました。それと同時に命の大切さも改めて感じました。健康でいることの大切さ、周りからの協力の大切さ、全て娘が再確認させてくれました。
 子育てとは、子供に教えるばかりではなく、私自身も多いに勉強になることばかりです。どんなに小さくても、意志があり、一人の人間と向き合うことの大変さを今身をもって体験しているところです。
 親になって初めて親の大変さや、ありがたみを実感しています。親と同時に友達にも感謝しています。育児の息抜きにと遊んでくれたり、テニスをしてくれたりと、とても充実しています。娘と遊んでくれたりして、かわいがってもらっています。
 そして旦那も育児に協力的でとても助かっています。周りにたくさん支えてくれる人達がいてくれて本当に幸せだと思います。
 娘を通して命の大切さ、周囲の人達との繋がりの大切さを改めて教えられました。これからも大切にしていきたいと思うし、もっといろいろなことを一緒に学んでいきたいと思います。

(2013年新春号・広報とうま掲載文より・第72回エッセー)