「当麻に11年住んで」 川口 滋さん (5東4)
当麻町に住んで11年になります。住宅密集地の横浜で生まれて18歳まで住んでいた私にとって、四季の変化がはっきりしている自然豊かな当麻町で暮らせるのは幸せです。
冬には、休日に、当麻山の回りをクロスカントリースキーでゆっくり散策します。晴れた日に林の中を滑っていくと、気持ちが晴々して寒さも吹き飛びます。
春の訪れの待ち遠しさは、横浜に住んでいたら感じることができないものです。木々が一斉に芽吹き、山が新緑に覆われてくると春が来た喜びを実感します。春風の中を散歩やジョギングするのは気持ち良いものです。山菜取りや魚釣りにでかけたくなります。
セミの声、カッコウのさえずり、カエルの鳴き声と季節が移り変わり、夏がやってきます。夏が暑い本州に住んでいた私にとっては、夏は暑いほうが夏らしくて良いです。近くの中学校のグラウンドで、息子たちと野球をしたり、サッカーをして遊びます。最近では、横浜の学校では、休日に自由に校内に入って遊ぶことができないのです。
やがて虫の音が聞こえ始めると、秋がやってきます。赤トンボが空高く舞います。秋の季節が短いのは少しさびしいですが、冬が来て雪が降ると、寒い冬が来ると覚悟ができます。このようにして1年が巡っていきます。
当麻に長く住んでおられる方にとっては、当たり前の日常だと思いますが、私はこのような四季折々の自然の移ろいを眺めたり、感じたりすることが好きです。都会に住んでいる人々の中には、当麻町のような自然豊かな地域に住んでみたいと思っている人が結構たくさんいるのではないかと思います。そのような人々へ当麻町の魅力を伝えていけたら良いと思います。
(2014年4月号・広報とうま掲載文より・第86回エッセー)
冬には、休日に、当麻山の回りをクロスカントリースキーでゆっくり散策します。晴れた日に林の中を滑っていくと、気持ちが晴々して寒さも吹き飛びます。
春の訪れの待ち遠しさは、横浜に住んでいたら感じることができないものです。木々が一斉に芽吹き、山が新緑に覆われてくると春が来た喜びを実感します。春風の中を散歩やジョギングするのは気持ち良いものです。山菜取りや魚釣りにでかけたくなります。
セミの声、カッコウのさえずり、カエルの鳴き声と季節が移り変わり、夏がやってきます。夏が暑い本州に住んでいた私にとっては、夏は暑いほうが夏らしくて良いです。近くの中学校のグラウンドで、息子たちと野球をしたり、サッカーをして遊びます。最近では、横浜の学校では、休日に自由に校内に入って遊ぶことができないのです。
やがて虫の音が聞こえ始めると、秋がやってきます。赤トンボが空高く舞います。秋の季節が短いのは少しさびしいですが、冬が来て雪が降ると、寒い冬が来ると覚悟ができます。このようにして1年が巡っていきます。
当麻に長く住んでおられる方にとっては、当たり前の日常だと思いますが、私はこのような四季折々の自然の移ろいを眺めたり、感じたりすることが好きです。都会に住んでいる人々の中には、当麻町のような自然豊かな地域に住んでみたいと思っている人が結構たくさんいるのではないかと思います。そのような人々へ当麻町の魅力を伝えていけたら良いと思います。
(2014年4月号・広報とうま掲載文より・第86回エッセー)