当麻幼稚園舎整備事業 公募型プロポーザル(買取方式)応募手続きについて
次のとおり提案書等の提出を招請します。
事業概要
事業名
当麻幼稚園舎整備事業(以下「本事業」という)
事業内容
当麻幼稚園舎の建設・既存園舎(渡り廊下含む)解体・園庭整備
事業基本方針
「ひとに、まちに、地球にやさしい園舎の創造」
整備事業目標
- 「食育・木育・花育」当麻町三育を体現する園舎
- ネット・ゼロ・エネルギー・ビルディング実現の園舎
- 安全で安心、自然災害から園児・教職員を守る園舎
事業目的
本事業に際し、豊富な知識と経験・企画設計力・技術力等の総合力を備えた民間企業の創意工夫を導入し、公民のパートナーシップのもと別冊「実施の手引き」・「基本計画」等に基づき、本事業を実施するものです。
現在の幼稚園舎は昭和52年に建設し、築47年経過している施設です。老朽化も進み、都度修繕を実施し、幼稚園の運営を行っている現況です。内外部における劣化も著しく、建物外皮をはじめ、断熱仕様も建設当時のものであり、年間を通しての室内環境維持にかかる光熱費、エネルギーの使用量は、大きなものとなっております。消費電力を削減し、温室効果ガスの排出量削減にむけた取組が必要であること、また社会的背景との格差により遊戯室が手狭になってきており、各諸室の仕様にも社会的劣化と、建物機能としての物理的劣化が進んでおります。
これら課題を解消し、安全で安心な幼児教育を進め、自然災害への対応強化と、省エネルギー化、カーボンニュートラルへの実現を目指すべく園舎建設を計画するものです。
事業概容
本事業は、当麻町(以下「町」という)が所有する敷地に、事業者が設計・建設した施設及び付帯施設を町が買取るものです。
当麻幼稚園舎建設に伴う内容は、次のとおりです。
事業費
概算事業費内訳(参考)
- 敷地測量2,200千円
- 地質調査3,630千円
- 石綿含有調査1,034千円
- 実施設計35,442千円
- 建設工事費513,900千円
- 工事監理費8,954千円
- 旧園舎解体90,000千円
- 園庭(グラウンド)整備44,840千円
総事業費700,000千円(予定買取価格)
※概算事業費(予定買取価格)について積算の結果、上回る場合は実情に沿った事業執行可能な事業費(買取価格)にて提案を行ってください。
工期
本事業における事業期間(工期)は、令和6年度に実施設計を完了させ、建設・施工においては新園舎建設・既存園舎解体・園庭整備を併せ令和7年度から令和9年度までの合計4か年事業とし、令和9年度内(令和10年3月まで)に事業完了するものといたします。
構造
構造は木造とし、町産木材を最大限活用することとします。(構造材・内外装材・家具等他)
工法は提案者の考えとしますが、カーボンニュートラルの実現へ向け、炭素固定、地材地消の観点から、町産木材による構造を基本といたします。
規模
新園舎の規模は、1,000㎡程度とし現幼稚園敷地に計画しております。
※現園舎(鉄筋コンクリート造/地上平屋/延床面積781.62㎡)
設計期間である令和6年度に敷地測量・地質調査・石綿含有分析調査を実施予定としてください。提案時には、外装・内装建材をみなし含有とし積算していいただき、調査判定結果により精査行います。
外構
予算の範囲内で、提案者の考えにより、町と協議を重ね計画するものとします。
応募の構成要件
応募者
応募者は、当麻幼稚園舎を設計・建設することができる企画力、技術力及び経営能力を有する単独企業、または複数企業等で構成されるグループ(以下「応募者グループ」という)とする。
応募者の構成等
- 応募者が応募者グループとなる場合は、代表企業を定めること。
- 応募者の構成員のいずれも、他の応募者の構成企業として重複参加していないこと。
- 応募者の構成員には、当麻幼稚園舎建設の設計、工事監理、建設に当たる者が含まれること。
応募者については設計・工事監理に関する単独企業・グループ構成員は北海道内に本社、本店または支社、支店を有する企業等であること。建設工事に関する単独企業・グループ構成員は上川総合振興局管内に本社・本店を有する企業であること。
応募者の資格要件等
応募者の構成員のうち、本事業の設計、工事監理、建設に当たる者の満たすべき要件は次のとおりとする。
当麻幼稚園舎の設計・工事監理に関する資格要件
- 令和5、6年度当麻町入札参加申請を提出し、参加資格を有していること。構成員に複数の設計を行う者がいる場合は、全社参加資格を有していること。
- 建築士法(昭和25年法律第202号)第23条の規定に基づく1級建築士事務所の登録を受けていること。
- 設計業務に際し、管理技術者として1級建築士を専任で配置できること。
- 建築士法第3条第1項による、1級建築士でなければ、その設計又は工事監理をしてはならない建築物である。
- 設計を行う者は、公募内容と同等規模の設計、主要構造が木造である建築物の設計実績のあるもの。
なお、構成員に複数の設計を行う者がいる場合は、そのうち1社以上が、上記5の要件を満たしていること。
当麻幼稚園舎の建設に関する資格要件
- 令和5.6年度当麻町入札参加申請を提出し、参加資格を有していること。構成員に複数の建設、工事を行う者がいる場合は、全社参加資格を有していること。
- 主任技術者・監理技術者(※1)を専任で配置できること。
- 1級建築士・1級建築・電気工事・管工事施工管理技士をそれぞれ現場職員に配置できること。
- 建設を行う者は、公募内容と同等規模の建設工事、主要構造が木造である建築物について請負契約に基づき、建設工事の履行実績があること。
なお、構成員に複数の工事を行う者がいる場合は、そのうち1社以上が、上記4の要件を満たしていること。
※1建設業法第26条第3項:公共性のある施設若しくは工作物又は多数の者が利用する施設若しくは工作物に関する重要な建設工事で政令で(※2)定めるものについては、主任技術者又は監理技術者は、工事現場ごとに、専任の者でなければならない。
※2建設業法施行令27条第1項:工事1件の請負代金の額が4,000万円(建築一式工事である場合にあっては、8,000万円)
最優秀者等を選定するための評価基準
審査体制
企画、技術提案書(以下「技術提案書」という)の審査は、当麻幼稚園舎整備事業公募型プロポーザル選定審査委員会(以下「審査委員会」という)を設置して行う。審査委員会の要綱については、別に定める。
審査方法
- 応募者から提出された参加表明書等の書類について、参加受付審査を事務局にて実施し適否の確認を行い要件等満たしていない場合は失格とする。
- 審査委員会は、応募者により提出された技術提案書により審査を行う。
- 提案審査は審査委員会により応募者の技術提案書について、総合的に審査する。
- その他の詳細については、本事業に係る選考審査基準等に示す。
審査項目
- 事業計画、敷地利用計画、企画力・経験、知識、技術力に対する評価
- 事業実施の確実性
- 買取価格に関する事項等
- その他、詳細については、本事業に係る選考審査基準等に示す。
審査結果の公表および通知
審査結果の概要は、公表するとともに応募者へ通知する。採点結果、内容・応募参加者等の詳細は公表しない。
事業者を選定しない場合
事業者の募集、提案の審査及び選定において、最終的に応募者がいない、或いは、いずれの応募者の提案においても公的財政負担の縮減が見込めない等の理由により、本事業を実施することが適当でないと判断された場合には事業者の選定を行わず、その旨を公表する。
著作権および技術提案書等の取扱い
- 技術提案書等の著作権は町に帰属しないが、公表、展示その他の場合で、町がこの事業に関し必要と認めるときは、町はこれを無償で使用できるものとする。
- 応募提案書等の書類は返却しない。
手続き等
問い合わせ先
当麻町教育委員会学校教育課(当麻幼稚園舎整備事業事務局)
〒078-1393 上川郡当麻町3条東2丁目11番1号
ファックス0166-84-5215
電子メールsatou-ka@town.tohma.hokkaido.jp
実施の手引き、基本計画等の配布
実施の手引き、基本計画等取得希望、公募型プロポーザル参加及び説明会参加希望の事業者は、別紙「実施の手引き・基本計画等取得申請書」に必要事項記入のうえ、前記問い合わせ先へ電子メールにて申請する。事務局より、別紙資料等電子メールにて配布いたします。
参加表明受付期間・場所および方法
令和6年10月2日(水)から令和6年10月7日(月)午後5時までに、前記問い合わせ先へ電子メールにて提出する。
技術提案書の提出期限・場所および方法
令和6年11月5日(火)午後5時までに、前記問い合わせ先へ電子メールにて提出する。
実施の手引き等(本事業に関する)説明会
開催日時および場所
令和6年9月20日(金)午後1時30分から午後2時30分まで。会場は当麻町役場公民館まとまーる大会議室1・2にて行い、説明会終了後、建設用地見学会を開催する。
本公告における別紙配布書類
配布資料
- 実施の手引き
- 基本構想
- 基本計画
- 選定審査基準
- 様式集
- 別紙1 買取事業スケジュール
- 別紙2 説明会申込書
- 資料1 技術者の配置について
- 資料2 カーボンニュートラルイメージ図
- 資料3 町産材集積場所
- 資料4 現況敷地図
- 資料5 当麻幼稚園現況写真
- 資料6 当麻幼稚園既設配水管埋設図
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